晴れたら空に骨まいて / 川内有緒
たどりついた弔いの形とは?
家族、友人を失った人々がたどりついた弔いの形。タイトルが持つイメージからも内容的に涙する部分もあるが、読後はどこか清々しく前向きな気持ちになれたノンフィクション1冊。日本の多くでは、お盆お彼岸にお墓参りという人が多いとは思いますが、いろいろもっと自由で良いんだなと。著者/川内有緒「晴れたら空に骨まいて」
仏教国タイではお墓を持たない!?
国や宗教・宗旨で葬送風景は異なるようで、国民の95%以上が仏教徒だといわれるタイでは散骨という形がとられお墓を持たない。ヒンズー教が8割を占めるインドでは、すべての人に当てはまるわけではないが火葬によって魂を浄化。その後、聖なるガンジス川に遺灰を流したり、離れた地域の人は散骨する等でお墓を持たないようです。
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