渚にて 人類最後の日 / ネヴィル シュート (著), 佐藤 龍雄 (訳)
第三次世界大戦が勃発。世界各地で4700個以上の核爆弾が炸裂。
目に見えない放射能が北半球を覆いつくし南半球へと。放射能汚染による脅威が刻一刻と迫り来る中、潜航中に生き残ったアメリカ合衆国の原子力潜水艦スコーピオンが、汚染帯を避けてオーストラリア・メルボルンに退避してくる。
恐らく人類最後の時を迎えるにあたり、人々は自暴自棄になるわけでもなく、ただ淡々と日常の時を過ごす。涙腺崩壊の1冊でした。最近、年齢的なものなのかどうも涙脆い。
著者/Nevil Shute(ネヴィル・シュート)「渚にて 人類最後の日 (創元SF文庫)」
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映画・ドラマ化
1959年にスタンリー・クレイマー監督、グレゴリー・ペック主演で映画化。2000年にはテレビドラマ化され邦題は「エンド・オブ・ザ・ワールド」 。
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